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都心の鉄道は列車が数分おきに走行するほど運行量が増え、列車の正確な運行のため電気車帰線電流と信号電流の信頼を確保する必要があります。
スイス製のKAGOクランプは世界の最先端をいく優れたレール・ボンドとして世界中の鉄道会社から高い信頼を得てきました。
KAGOクランプは現在多数の鉄道会社で使用され、軌道回路を完全に構成するため日々重要な役割を果たしています。
線路のレール・ボンドが脱落した場合、作業員が現場へ到着するまでに時間がかかるだけでなく、復旧作業に手間取り、長い時間がかかるため、乗客に多大の迷惑をかけます。
KAGOクランプは軽くて携帯に便利で、ハンマーだけで簡単にレールに装着できますから応急修理用のレール・ボンドとして最適です。
またKAGOクランプとレールの接着部の抵抗値は溶接やドリルと同等の低い抵抗ですから応急修理用だけでなく永久設備としても長期間、安全に使用することができます。
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KAGOクランプ式レールボンド 50N用 60K用 |
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標準品の仕様
電線長さ : 1.5m
電線径 :70m㎡
適応レール:50N用、60K用
重量 :3Kg
電線の長さは、特注品として長くすることも出来ます。
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電線の両端にKAGOクランプを溶接しているため、直ぐに現場施工する事ができます。接触抵抗が低く、汚れたレールに 直接クランプを打ち込めます。
KAGOクランプはレール振動衝撃にも強く外れることがありませんのでヨーロッパでは応急用だけでなく恒久用として使用 されている鉄道もあります。 |
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硬質電線接続用クランプ
E2型:溝幅3/6/7/10mm
E3型:溝幅3/5/8/10mm
適応電線:4~50m㎡
使用レール:50N用60K用
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E2型、E3型の長所
クランプはレールと完全に接触します。
頭部の電線固定装置には4つの溝があり、溝に合った電線をはめて、板バネで固定します。
電線は固定されているので振動で緩むことはありません。
電線の径に合った溝を選択して下さい。
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軟質電線用クランプ
溝幅 5~21mm
適応電線:15~240m㎡
使用レール:50N用60K用
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E4型の長所
クランプはレール完全に接触します。
頭部の電線固定装置には3つの溝があり、溝に合った電線をはめこみます。三角バネで固定しているので電線は振動でゆるむことはありません。
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ネジ穴(M12)付き
クランプ
適応電線:16~150m㎡
使用レール:50N用60K用
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EI12型の長所
敵宣の太さの電線に端子を付けクランプにネジ止めします。
電線の長さは自由に決められます。
取付部品(ネジ、ワッシャー、ゆるみ止めプレート)はオプションとして別途販売できます。
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頭部の三角の台座に埋込ボルト(M8~16)を付けたクランプ
使用レール:50N用60K用
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EA12型の長所
端子と台座の接触面積が広く暗がりでも結線できます。
取付部品(ワッシャー、ゆるみ止めナット)はオプションとして別途販売できます。
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東日本旅客鉄道株式会社 東京地下鉄株式会社 小田急電鉄株式会社 西武鉄道株式会社
東京急行電鉄株式会社 阪急電鉄株式会社 ドイツ国鉄 オランダ国鉄 スイス国鉄 イタリア国鉄
日本国内では応急用のレールボンドですが、ヨーロッパでは常設用として使用されています。
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①レールと完全に接触し信号電流と電気車帰線電流を完全に還流させます。
②軽量で持ち運びに便利です。不慣れの作業でも金槌だけを使い、迅速、簡単に設置し、撤去できます。
③レール表面を研磨/清掃する必要はありません。保線工事の影響を受けません。特別の工具を使いません。
④激しい振動を受けても溶接不良を起こしません。
⑤クランプのレール接触抵抗は約0.7mΩです。(鉄道総合技術研究所での試験結果による。)
⑥長期の使用に耐え、何回でも反復して使えます。(注・ゲージによる製品の機能管理)
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